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水インフラの新しい選択肢に。「水循環システム」の社会実装に挑む秋田県仙北市と包括連携協定を締結

水インフラの新しい選択肢に。「水循環システム」の社会実装に挑む秋田県仙北市と包括連携協定を締結

秋田県仙北市とソフトバンク株式会社は、仙北市が掲げる「幸福度全国No.1」という市政理念の実現を目指し、自治体DX推進および行政サービスの向上を目指した包括連携協定を、2025年4月30日に締結しました。

仙北市では、市民の生活に直結する幅広い分野での課題解決が求められており、今回の協定を通して行政手続きの簡素化、持続可能なインフラの整備、災害対策の強化、地域の魅力を向上するための取り組みなど多岐にわたる分野で連携し、具体的かつ効果的な施策を展開していきます。なお、ソフトバンクは、2024年10月に仙北市内で、住宅向け「小規模分散型水循環システム」の実証実験を開始しています。

田口知明市長は「仙北市は人口減少・少子高齢化など、全国のどの自治体にも負けないぐらい、たくさんの課題がある。その中でも水インフラの老朽化は、多大な資金と努力が必要。新しい選択肢として、昨年からソフトバンクとWOTAが提供する水循環システムの実証実験を行っている。仙北市のみならず秋田県内の自治体も同じような課題を抱えており、この水循環システムが喜ばれることになるのではないか。そういった意味でも、是非この仙北市のフィールドを活用していただき、いろんなチャレンジを共にやっていきたい。ソフトバンクのさまざまなネットワークや今までの知見を借りながら、Win-Winの関係で進んでいければと思う」と今後の取り組みへの期待を寄せました。

ソフトバンク 法人統括 公共事業推進本部 本部長の柏木陸照は「われわれにとって貴重なフィールドを提供いただき感謝している。全国の自治体がさまざまな課題を抱えるものの、問題解決のプロセスに一歩踏み出すことが難しく、小さなところから始めているのが実情。しかし仙北市では、課題の本丸を真正面から捉え、取り組んでいる。ソフトバンクの社会課題に対してアンサーを提供していきたいという想いと同じ。仙北市の皆さんと共に、課題解決できるよう共に歩んでいきたい」と意気込みを語りました。

ソフトバンクのサステナビリティ

サステナビリティ

今回紹介した内容は、「DXによる社会・産業の構築」に貢献することで、SDGsの目標「1、2、3、8、9、11、17」の達成と社会課題解決を目指す取り組みの一つです。

DXによる社会・産業の構築

(掲載日:2025年5月16日)
文:ソフトバンクニュース編集部

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