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「Future Stride(フューチャーストライド)」は、ビジネスの「今」と「未来」を発信するブログです。
皆さまのビジネスに「今」すぐ役立つDXなどの最新トレンド、気になる用語解説のほか、AIなどの最先端の技術や新しいビジネスの姿、社会課題解決に向けた取り組みをソフトバンクがお届けします。
金融業界の課題を解決するソリューションが一堂に集う展示会「FIT2024((Financial Information Technology 2024)」が、10月17日(木)から2日間にわたって東京国際フォーラムで開催されました。
本ブログでは、ソフトバンクの展示の中から、業務のDX化を推進する顧客接点のデジタル化エリアとスマホ活用コミュニケーションエリアのブースについてご紹介します。
現場レポート
担当者にブースの見どころを教えていただきました。
「『Fusion』はアプリ内で保険商品の販売を完結できるサービスです。今回は『Fusion』を使って作られた、りそなホールディングス様のアプリ(今年8月リリース)を直接触っていただけるので、UI/UX面でどれくらい徹底的に作られているかを体験できます。これにより、金融機関が持つアプリ内でデジタル保険を販売する場合の具体的なイメージができるかと思います。
『Fusion』では銀行で保険を販売するにあたって課題となる弊害防止措置についても、画面上で対応できるようになっているので、安心してご利用いただけます。アプリのコンテンツを拡充したいという相談を多くいただくので、金融業界のお客さまが共通で課題として持っている点を『Fusion』で解決できると感じています」
デモとして用意されていた、りそなホールディングス様のアプリの使い勝手を体験してみたところ、分かりやすいUIになっており、タップするだけで操作できるので簡単に手続きを行うことができました。
「Fusion」の特長についても伺いました。
「保険購入画面に進むと、お客さまの情報がアプリ画面にも反映されているため、1から入力する手間が省けます。お客さまの離脱が少なくコンバージョン率が向上する点も特長です」
今後については、金融機関のアライアンス提携先にも広く展開していき、金融業界のDX化を推進する取り組みの支援をしていきたいと語ってくれました。
>Fusionについて、詳しくはこちらをご覧ください
現場レポート
担当者にブースの見どころを教えていただきました。
「『SoftBank Message Link』は、電話番号宛てにメッセージが送信できるSMSのサービスになります。2024年10月の郵便料金値上げにより、今までダイレクトメールなどで郵送していたものをSMSに置き換えることでコスト削減ができ、告知にも活用できるので法人での利用も増えています。
金融業界の方に多い活用シーンとしては、本人認証での利用のほか、コスト削減のために毎年の契約内容確認や手続き完了通知の郵送を切り替えるケース、さらにセキュリティが強固な点を評価いただいて『SoftBank Message Link』を選択いただくことが多いです。宛先として電話番号を利用するSMSは、メールよりもお客さまへの到達率が高い点も特長です。IDやパスワードの連絡も紙ではなくSMSであれば即時アクセスが可能なため、顧客利便性も向上します」
>SoftBank Message Link について、詳しくはこちらをご覧ください
現場レポート
担当者にブースの見どころを教えていただきました。
「『Google Workspace 』は社内業務の効率化やチームによる協働作業に大きく貢献するツールです。まだ導入されていないお客さまにとって、働き方改革を実現するソリューションとなり得ます。特に資料の共同編集機能が便利です。複数のメンバーが同時に一つの資料を作成する際、最新バージョンの管理やマージにかかる時間を削減できます。また、チャット機能などを活用した気軽なコミュニケーションが可能となり、社内のコミュニケーション活性化にも寄与します。
金融業界のお客さまからは、『Google Workspace 』を利用することで風通しがよくなり、堅苦しく手間のかかっていた社内コミュニケーションから円滑なコミュニケーションに変えることができるなど、企業風土を変える1つのツールになっているというお声をいただいています」
またセキュリティ強化をするアドオン機能についても伺いました。
「『Google Workspace 』はChromeブラウザ1つで完結するシステムです。すでにグループウェアを導入されているお客さまも多いかと思いますが、『Google Workspace 』にはセキュリティ強化をするアドオン機能もあり、マルウェア自体をブロック、ダウンロード自体をさせないようにしたり、特定の生成AIには文字の貼り付けを禁止したり、会社が指定した生成AIのみ貼り付けを許可するといったこともできるので、セキュリティを重視するお客さまにもおすすめです」
今後の展望については生成AIのGemini の利用促進を目指していると言います。
「Gemini は『Google Workspace 』の機能と一緒に使える生成AI機能で、メールの下書きを提案してくれたり、資料の下書きを作成させたり、英語の資料を読み込ませて日本語で出させたり、いろいろな働き方に寄り添ってくれる生成AIになっています。今後はGemini を使った業務効率化支援に力を入れていきたいと思っています」
会場ではGemini のチャットアプリを使って『Google Workspace 』の導入スケジュールを自動で作成するデモ動画を見せてもらいました。マスタースケジュールを作成するまでが1分でできるだけでなく、表形式で作成してくれるので、そのままスプレッドシートにエクスポートが可能になっており、さらなる業務効率化が図れそうだと感じました。
デモ動画は以下よりご確認いただけます。
※音声が出ますのでご注意ください。
>Google Workspace について、詳しくはこちらをご覧ください
現場レポート
担当者にブースの見どころを教えていただきました。
「『LINE WORKS』は多くの方がプライベートで使っているLINEと使い勝手が同じで、より安心安全に使えるビジネス用のLINEという位置づけのサービスです。最近では、特に金融のお客さまのご利用が増えています。理由としては、普段LINEを使うことが多いエンドユーザーの方は、銀行員の方とのやり取りもメールや電話よりもLINEのほうが手軽だという声が多くあるためです。それに対して、銀行の営業の方は『LINE WORKS』のアプリを使ってお客さまのLINEとやり取りができます。また、管理者目線では、トークの中に正しくないやり取りがないかが気になるポイントだと思いますが、管理画面ですべてのログを見ることができるため、何かあれば指摘もでき、それが抑止効果にもなるので金融機関でも安心してご利用いただいています。
電話だとお客さまのご都合がいい時間を探すのが難しかったり、メールだと読んでくれたかが分かりませんが、『LINE WORKS』は”既読”が付くのでより手軽にスピーディーにお客さまとのコミュニケーションが取れるのも特長です」
>LINE WORKSについて、詳しくはこちらをご覧ください
現場レポート
担当者にブースの見どころを教えていただきました。
「このブースでは、MDM(Mobile Device Management)と呼ばれるスマートフォン、タブレット端末、パソコンを一元管理する『ビジネス・コンシェル デバイス マネジメント(以下、BCDM)』と併せて、スマートフォンのセキュリティ対策として『Zimperium』のご紹介をしています。
一部の金融機関では、セキュリティを意識するあまり『ガチガチスマホ』と呼ばれる機能を大幅に制限したスマートフォンを利用しているケースがありますが、それでは導入したスマートフォンが十分に活用されず、本来の効果が得られなくなってしまいます。端末を一元管理する『BCDM』、スマートフォンを狙う脅威を検知する『Zimperium』を導入することでセキュリティを強化させ、スマートフォン本来の機能を解放することで、業務環境をより効率的かつ柔軟なものにすることが可能です。また、『BCDM』と『Zimperium』は互いに連携し、脅威に対しても自動的に対処できるので、管理者さまの負担を軽減することも可能です」
>ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント(BCDM)について、詳しくはこちらをご覧ください
>Zimperiumについて、詳しくはこちらをご覧ください
現場レポート
担当者にブースの見どころを教えていただきました。
「『ConneckTalk』はクラウドPBXとFMCをひとつで実現するサービスです。固定電話機を利用している金融機関のお客さまは多いと思いますが、それを携帯電話やスマートフォンに切り替えてしまいましょうという点と、固定電話の取り次ぎ業務をできるだけなくしましょうという点をご紹介しています。
従来は、代表番号にかかってきた電話を固定電話機で受けていたと思いますが、『ConneckTalk』ではスマートフォンで代表電話を受けられたり、スマートフォンから03などで始まる固定電話の番号で発信ができるので、固定電話機の購入やPBX購入、配線工事などが不要となり、工数や費用の削減につながります。
また、各支店にかかってきた電話をコールセンターへ転送させることで、店舗側は業務に集中ができます。店舗でしか答えられない質問が来た場合には、『ConnecTalk』の内線機能を使って担当者や担当部署を直接内線で呼び出して回答できるので、取り次ぎ業務の削減が可能です。
金融機関のお客さまからは、拠点数が多いので取り次ぎ業務を減らしたい、従来の運用を変えたいというご要望が多いです。また、セキュリティを気にされて電話帳をスマートフォンの端末に残しておきたくないといった場合には、クラウド電話帳と『ConnecTalk』をつなげるなど、ほかのソリューションとの連携もできるようになっています。固定電話機をスマートフォンに変えることで、音声としての利用だけでなくいろいろなモバイルソリューションを業務に生かす使い方や、DX推進に向けた使い方も可能となります」
>ConnecTalkについて、詳しくはこちらをご覧ください
今回のFIT展においては、最新の技術を活用した取り組みやDX化を推進するさまざまなソリューションをご紹介しました。
金融業界の多くのお客さまに展示ブースの前で足を止めていただき、熱心に話を聞いていただいている様子からも、業界全体として新たな取り組みを推進していこうとする熱気を感じました。今回のレポートではお届けしきれなかった活用事例やユースケースがまだまだたくさんあります。ソフトバンクではお客さまの課題を解決するためのさまざまなソリューションをご用意していますので各サービスページも併せてぜひご覧ください。
ソフトバンクは、生成AIを含む様々なソリューションを駆使し、金融機関のお客様のDXを推進してまいりました。実際に弊社が支援したお客様の事例に加え、さらなる金融機関のDX化をご支援する生成AIソリューションについて、Gen-AX株式会社 代表取締役社長CEO 砂金 信一郎氏と、ソフトバンク株式会社 デジタルエンジニアリング本部 部長の三木 和也よりご紹介いたします。
※FIT2024で実施したセミナーのオンデマンド配信になります。
十六フィナンシャルグループとソフトバンクが取り組む先進的なDX戦略をご紹介いたします。両社の協業によって実現した「攻め」と「守り」のDX戦略に焦点を当て、スマートフォンを活用したコールセンターの構築やGoogle Workspace導入などの具体的な取り組みを通じ、業務効率化とセキュリティ強化の両立を図る手法をお伝えします。さらに、両社の視点から見た地銀におけるDX推進のポイントや今後の展望についてもディスカッションします。デジタル技術を活用した顧客サービスの向上と、堅固なセキュリティ体制の構築を目指す地銀の皆様にとって、貴重な情報源となるセミナーです。
※FIT2024 で実施したセミナーのオンデマンド配信となります。
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